階段を降りるときにひざが痛い

階段下り時のひざの痛みの画像

階段を降りるときにひざが痛い――その原因と整体でできること

■ 階段を降りるときにひざが痛いという悩み

階段を上るのは問題ないのに、降りるときだけひざに痛みが走る。手すりをつかまないと不安で、外出先でエスカレーターやエレベーターを探してしまう――そんなお悩みをお持ちの方は少なくありません。

「階段の下りだけ痛い」というのは一見不思議に思えますが、実はひざへの負担は上りよりも下りのほうがはるかに大きいことがわかっています。特に、痛みのないほうの足を下の段におろそうとするとき、全体重を片足で支える瞬間に痛みが出やすくなります。放置していると日常生活の行動範囲がどんどん狭まってしまいますので、早めにケアに取り組んでいただくことをおすすめします。

■ そのとき体に起こっていること

階段を降りる動作では、体重を支えながらひざをゆっくり曲げていく必要があります。このとき中心的な役割を担うのが、太ももの前側にある「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」という筋肉です。ブレーキをかけるように体重を受け止めながら収縮しています。

このとき、股関節・ひざ・足首をつなぐラインがまっすぐであれば問題ありません。しかし股関節まわりに疲労がたまっていると、体重をかける軸が内側にずれてしまい、ひざに必要以上の負荷がかかって痛みの原因となります。つまり、ひざそのものやひざまわりの筋肉ではなく、足の付け根――股関節まわりに問題があるケースがとても多いのです。

■ 一般的な対処方法

サポーターをつけたり湿布で痛みをやわらげながら様子を見る方が多いです。最近はサプリメントを試す方も増えてきています。整形外科ではレントゲンで軟骨の摩耗や骨の変形を確認し、ヒアルロン酸注射や痛み止めが処方されることもあります。症状が軽い段階では「安静にして様子を見てください」と言われることもあります。

安静にして改善すればよいのですが、前述のとおり根本的な原因が骨盤・股関節まわりにあることが多く、そちらにアプローチしないままでいると、一時的に落ち着いたように感じても、活動量が増えるとひざの痛みが再発しやすくなります。

■ 整体(からだリセット整体院さっぽろ)でのアプローチ

当院では、ひざの痛みに対して「ひざだけ」を診るのではなく、股関節や足首の動きも含めて全体のバランスを確認するところからはじめます。

ひざの痛みの多くは、股関節・ひざ・足首をつなぐ軸のブレによって、ひざに過剰な負担が集中している状態から生まれます。そこで当院では、骨盤内部にある腸腰筋(ちょうようきん)や股関節まわりの筋肉、お尻の筋肉の疲労を丁寧に取り除きながら、股関節・ひざ・足首が正しく連動して動けるよう施術します。軸が整うことで階段の下り動作でひざにかかる負荷が正常化され、痛みが軽減されていく事例が多く見られます。

■ ご自宅でできるセルフケア

入浴 ひざの痛みの原因の多くは骨盤まわりの大きな筋肉にあるため、湯船にしっかりつかって体全体を温めることは非常に効果的です。ぬるめのお湯に15〜30分、できるだけ全身の力を抜いてリラックスすることを意識しましょう。

股関節まわりを温める 痛みの出ている側の股関節の外側を、貼るカイロなど実際に熱を発するもので温めます。ただし、同じ箇所を長時間温め続けると低温やけどの危険がありますので注意してください。また、ひざまわりに湿布を貼りたくなるかもしれませんが、原因はそこにないことがほとんどです。基本的にはひざへの湿布よりも、股関節を温めることを優先しましょう。

座り方に気をつける 根本的な原因として見落とされがちなのが、日頃の座り方です。足を組んだり足首を重ねたりすると、股関節まわりが引っ張られ、骨盤内側の筋肉に偏った負担がかかり続けます。その姿勢を長時間続けることで、股関節まわりや骨盤内側の筋肉に悪いクセがついてしまいます。ひざに痛みを感じている方はもちろん、まだ痛みのない方も、足を組む習慣はできるだけ控えるようにしましょう。

階段の下り方を工夫する 痛みがあるうちは、痛みが出ないよう意識しながら一段ずつゆっくり降りるようにしてください。手すりをしっかり使うことも、ひざへの負担を減らす有効な方法です。

ひざの痛みは「年齢のせい」と思われがちですが、筋肉の疲労が原因であれば年齢に関係なく改善が期待できます。階段が怖くなってきたと感じている方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

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