そば打ちの練習後に決まって腰が重くなる
趣味のそば打ちを2年前から続けている50代の会社経営者の男性が来院されました。そばを打っている最中から少しずつ腰が重くなり、家に帰ると腰痛が出るようになっていました。最近は昇段試験のための練習時間が増えており、そば打ちの練習は週末に行うため、週の初めは少し腰が痛いものの、週半ばになると自然と痛みが引いていく、という状態を2週間ほど繰り返していました。普段はデスクワークと現場仕事が半々で、そちらではそこまで腰痛は出ていなかったとのことでした。
来院までの経緯と対処方法
毎朝続けているストレッチを、腰が痛いときは控えるようにしていたとのことでした。この判断は正しく、痛みのある状態で無理にストレッチを続けなかったことで、症状がそれ以上悪化せずに済んでいたと考えられます。ただ、週末のそば打ちのたびに同じパターンで腰痛が繰り返されることが気になり、月曜日に当院へ来院されました。
当院での原因の判断と施術内容
来院されたのが月曜日だったため、ちょうど腰痛が出ている状態で確認することができました。前屈・後屈のどちらの動作でも痛みが出ており、検査をすると腸腰筋(ちょうようきん)と中臀筋(ちゅうでんきん)に硬さが確認できました。この2つの筋肉の疲労が、今回の腰痛の原因と判断しました。
- 前屈・後屈の両方で痛みが出ていたことから、特定の動作だけでなく腰全体への負担が疑われた
- 腸腰筋・中臀筋ともに硬さが確認され、そば打ちの動作(中腰での反復動作)による疲労の蓄積と推測
実際に腸腰筋と中臀筋を緩めると、その場で腰痛がすぐに緩和しました。施術と並行して、毎朝のストレッチに腸腰筋と中臀筋を緩めるセルフケアを追加してもらうようお伝えしました。また、そば打ちの練習後にも同じセルフケアで原因の筋肉を緩めてもらうようお願いしました。
経過と現在の状態
初回から1週間後に2回目、その2週間後に3回目という間隔で施術を行いました。3回目の施術の前日にもそば打ちの練習をされていたとのことでしたが、3回目の施術当日は施術前の時点で前屈も後屈も痛みが出ていませんでした。セルフケアを継続的に取り入れたことで、練習後の腰の負担がしっかりコントロールできるようになっていたことがうかがえます。
まとめ――趣味の後に決まって腰が痛くなる方へ
「特定の動作をした後だけ腰が痛くなる」というパターンがある場合、その動作で繰り返し使われる筋肉に疲労が蓄積していることがあります。今回のように腸腰筋や中臀筋の疲労が原因であれば、その筋肉にアプローチすることで、趣味やスポーツを続けながら腰痛をコントロールできるようになります。「痛いときは安静にする」という対処だけでなく、原因となっている筋肉を見つけて整えることで、より早く、より長く好きなことを楽しめる状態を目指せます。趣味やスポーツの後に決まって腰が痛くなる方は、ぜひ一度当院にご相談ください。動作を確認したうえで、あなたに合った施術を進めていきます。
「趣味やスポーツの後に決まって腰が痛くなる」「痛いときだけ我慢してやり過ごしている」という方は、ぜひ一度当院にご相談ください。動作の特徴を確認したうえで、根本からアプローチしていきます。

