歩くとふくらはぎが張って、途中休憩しないと目的地まで歩けない
半年ほど前から札幌駅から大通駅までの地下歩行空間を歩いていると、ふくらはぎがパンパンに張ってきて、休憩しないと歩ききれない状態になっていたそうです。灯油やタイヤなど重いものを持って歩くとさらにひどくなり、最近ではスーパーのレジで並んでいるだけでもつらくなってきて、このままでは日常生活に支障が出てきそうなので何とかしたいということで、札幌市西区の70代男性が来院されました。
来院までの経緯と対処方法
ふくらはぎが張るたびに、自分でマッサージをして対処していたそうです。ただ、マッサージをしてもその場しのぎになるだけで、つっ張り感は月を追うごとに強まっていったとのことでした。
当院での原因の判断と施術内容
来院時に体の状態を確認したところ、骨盤が後ろに傾いた姿勢(骨盤後傾)になっており、それによって太ももの裏にある「ハムストリングス」が過緊張状態になっていることがわかりました。このハムストリングスの緊張がふくらはぎにも波及し、張りを生じさせていると判断しました。
実際にハムストリングスを緩めるとふくらはぎが緩み、さらに腸腰筋(ちょうようきん)など骨盤まわりの筋肉を緩めるとハムストリングスが緩んだことから、この判断が正しいことを確認できました。
- 足全体を動かしながら腸腰筋を緩め、つま先の動作と連動させながらハムストリングスを緩める施術を行いました
- やわらかめのソファにオットマンで足を乗せてくつろぐことが多いとのことだったため、しばらくの間はダイニングチェアなど固めの椅子に座るか、しっかり休みたいときは完全に横になるようにお伝えしました
- 太ももの裏をつま先の動作と連動して緩める自己メンテナンスの方法をお伝えし、自宅でもふくらはぎが楽になる時間が少しでも多くなるように対策しました
ソファの姿勢についてひとつ補足すると、やわらかいソファにもたれてオットマンに足を乗せた姿勢は、骨盤が後ろに傾きやすく、ハムストリングスが伸ばされた状態で緊張しやすくなってしまいます。今回の症状にとっては続けると逆効果になる姿勢だったため、生活の中でできる範囲で見直してもらうようにお伝えしました。
経過と現在の状態
週1回の施術を1か月続けたところ、レジ待ちの際のつらさはなくなりました。長い距離を歩くとまだふくらはぎが張ってくることはあるものの、地下歩行空間の札幌→大通間は休むことなく歩けるようになり、「以前よりずいぶん楽になったよー!」とのことでした。
現在はさらに改善を目指して2週間に1回のペースで施術を継続しています。
まとめ――歩くとふくらはぎが張ってくる方へ
歩くとふくらはぎが張ってきて途中で休まなければならない、立っているだけでもつらくなってきた――こうした症状は「年齢のせい」と片づけてしまいがちですが、今回のようにハムストリングスや骨盤まわりの筋肉の緊張が原因になっているケースがあります。
ふくらはぎをマッサージしても改善しない場合は、原因が別の場所にある可能性があります。また、日頃の座り方など生活習慣が症状に影響していることもあります。
歩くたびにふくらはぎが張る、立っているのがつらいという方は、ぜひ一度当院にご相談ください。体の状態を丁寧に確認したうえで、あなたに合った施術と生活上のアドバイスをお伝えしていきます。
「歩くとふくらはぎが張って途中で休まないといけない」「マッサージしても張りが取れない」という方は、ぜひ一度当院にご相談ください。ふくらはぎだけでなく、体全体の状態を確認したうえで根本からアプローチしていきます。

