立っていると足の中指の付け根が何となく痛い
レジのパートをしている50代の女性が、2週間ほど前から立っていると足の中指の付け根に何となく痛みを感じるようになったということで来院されました。もう少し詳しく見てみると、
- 足の指をグーと曲げてから戻す動きが鈍い
- 中指の付け根を少し押すだけで痛みが出る
といった状態でした。
月に1度当院にメンテナンスで通われている方だったため、特に何か対処はせず「そのうちよくなるだろう。もしよくならなかったら、整体に行ったときにでも相談しよう」と思いながら2週間を過ごされていたとのことでした。
来院までの経緯と対処方法
症状が出てから特別なことはせず、いつものメンテナンスの来院日まで様子を見ていらっしゃいました。
当院での原因の判断と施術内容
来院時に足の状態を確認したところ、大腿(だいたい)と下腿(かたい)がともに外側にねじれていることがわかりました。
詳しく見ていくと、中臀筋(ちゅうでんきん)が大腿骨を外側に引っ張っていることと、足首の長趾屈筋(ちょうしくっきん)あたりの緊張が大きいことが確認できました。
- 中臀筋の緊張が大腿骨を外側に引っ張り、足全体のねじれを生んでいた
- 足首の長趾屈筋の緊張も加わり、中指の動きに影響していた
- これら2つの筋肉を緩めることで、中指の付け根の痛みに変化が出ることを確認
なぜこのようなねじれが生じたのかを知ることは再発防止や早期回復のためにもとても重要です。そこで、いくつか質問をしました。それらの質問の中でも、「不自然な足の着き方で歩いていなかったか?」を確認したところ、ちょうど引っ越しの荷解き中で足元に物が多く、物をよけながら歩くときに足の外側に体重を乗せて歩いていたことがわかりました。また、物につまずいて転びそうになって踏ん張っていたことが何度かあったとのことでした。
施術では、中臀筋と長趾屈筋まわりを緩めることで、大腿と下腿のねじれが取れていきました。その直後、足の中指の付け根を圧迫しても痛みが出なくなりました。足の指はほとんど触らず、お尻と足首を施術しただけで足の指の違和感と押したときの痛みがなくなったためか、「やっぱり不思議ですね」といつものように喜んでおられました。
経過と現在の状態
施術後20分ほど経過しても痛みが戻らなかったため、今後つまずいたり不自然な足の着き方をしなければ、このまま回復していくと見込まれると判断し、次回の予約はこれまで通り1か月後としました。
最後に――足の指の付け根に痛みがある方へ
足の指の付け根の痛みは、指そのものではなく、太ももやふくらはぎの筋肉のねじれが原因になっていることがあります。今回のように、引っ越しや片付けなど一時的な環境の変化が歩き方に影響し、思わぬ場所に痛みを生むケースは少なくありません。
立ち仕事をされている方、足の指の付け根に違和感や痛みがある方は、ぜひ一度当院にご相談ください。足だけでなく、太ももやふくらはぎの状態も含めて丁寧に確認したうえで、あなたに合った施術を進めていきます。
「立ち仕事で足の指の付け根が痛い」「歩き方が気になっている」という方は、ぜひ一度当院にご相談ください。足だけでなく体全体の状態を確認したうえで、根本からアプローチしていきます。

