腰椎椎間板ヘルニアと整体での対応について
「腰椎椎間板ヘルニアと診断された」と聞くと、不安になる方も多いと思います。ただ、同じ診断名でも症状の程度によって整体でできることとできないことがはっきり分かれます。今回は当院がこれまでの施術経験を踏まえて感じている、現実的な見立てをお伝えします。
整体での対応が難しい腰椎ヘルニアの症状
足先にほんの少し触れるか触れないかくらいの強さで触られただけで、激痛やしびれが足全体に走るような状態の場合、腰椎の椎間板が実際に神経そのものに強く影響している可能性が高いと考えられます。
このような状態では、当院のような施術よりも病院での外科的な対応の方が回復がスムーズなことが多いです。神経への直接的な圧迫が強い場合、筋肉や姿勢へのアプローチだけでは限界があるためです。
整体で対応できることが多いケース
一方で、腰椎椎間板ヘルニアと診断されていても、そこまで重度ではない場合は整体で問題なく回復するケースが多くあります。
- じっとしていても腰が痛い
- 前屈・後屈で腰が痛い
- 歩いていると腰が痛くなる
- 太ももの裏が痛い・しびれる
- お尻が痛い・しびれる
- ふくらはぎが痛い・しびれる
- 足首から先がしびれる
これらの症状は、椎間板そのものの問題というより、腰やお尻、太ももまわりの筋肉の疲労や緊張によって、椎間板に間接的に負担がかかっているためです。診断名だけで「もう治らない」と決めてしまわず、まずは一度状態を確認することをおすすめします。
部位に関係なく改善しにくい状況について
腰椎ヘルニア以外にも、症状の部位を問わず改善が難しくなりやすい状況がいくつかあります。当院がこれまでの施術経験の中で感じてきたことを正直にお伝えします。
強い痛み止めを長期間、複数回飲み続けている場合
とても強い痛み止めを1日に複数回、その状態が2年以上続いている場合、体本来の正しい痛みの反応がわかりにくくなり、施術が難しくなります。
理想的には1か月以上痛み止めを服用せずに過ごせると施術の可能性は高まりますが、実際には痛みに耐えられないことが多く、現実的には難しいケースが大半です。手術が可能な状態であれば、それも一つの選択肢として考えられます。それ以外の方法としては、少しずつ痛み止めを減らしながらなるべく痛みの出ない生活を続け、半年から1年ほどかけて服用をほぼゼロに近づけていく方法があります。
本人の意志ではなく無理に連れてこられている場合
ご家族の心配から無理やり連れてこられたようなケースでは、施術がうまくいかないことが多いです。回復は施術だけでなく日常生活の習慣の改善も合わせて必要になるため、本人に「よくしたい」という気持ちがなければ、なかなか前に進みません。
遠方からの通院で治療回数が限られる場合
症状が軽ければ問題ありませんが、遠方からいらっしゃる場合は症状自体が重いことが多く、回復にはそれなりの治療回数と期間が必要になります。経験上、2、3回まとめて治療を受けたところで根本的な回復に至ることは少ないです。
例外として、利尻島や稚内の方が札幌のホテルに長期宿泊しながら1か月単位で通われて良くなったケースもありました。ただ、通常そのような対応自体が難しいことが多いのが実情です。
まとめ――腰椎ヘルニアと診断されて悩んでいる方へ
腰椎椎間板ヘルニアという診断名だけで「整体では無理だ」と決めてしまう必要はありません。症状の程度によって対応できる範囲は変わりますが、太ももやお尻、ふくらはぎの痛み・しびれといった症状は、整体で改善できるケースが多くあります。
ご自身の症状がどちらに当たるのか分からない、という方は、ぜひ一度当院にご相談ください。体の状態を丁寧に確認したうえで、できることとできないことを正直にお伝えします。
「腰椎ヘルニアと診断されて不安」「整体で良くなるのか知りたい」という方は、ぜひ一度当院にご相談ください。体の状態を丁寧に確認したうえで、正直なところをお伝えします。

