首を左に向けると痛い、1か月たっても改善しない
首を左に向けようとすると左首の付け根に痛みが出て、10度ほどしか動かせない。最初は軽い寝違えかと思っていたのに、日が経つにつれて痛みがむしろ強くなってきた。ときどき頭痛も出る――そんな状態が1か月続いていた30代のデスクワーク女性が来院されました。
来院までの経緯と対処方法
病院にあまり良いイメージがなかったとのことで、受診はせず、YouTubeなどで首のセルフケア動画を探してストレッチを続けていたそうです。ただ、やってみても痛みが和らぐことはなく、むしろ悪化しているような感覚があって来院されました。
当院での原因の判断と施術内容
来院時に体全体の状態を確認したところ、いくつかの気になる点が見つかりました。
- 骨盤にねじれがあり、本人はまっすぐ座っているつもりでも体の向きが少し右を向いていた
- 呼吸がとても浅くなっていた
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- 骨盤内側の筋肉と横隔膜(おうかくまく)の緊張が首の動作に余分な負担をかけていると判断
- 呼吸が浅いことは頭痛の原因にもなりえるため、首の痛みと頭痛は同じ根本原因からきている可能性が高いと推測
施術はまず骨盤まわりの筋肉を緩めるところから始めました。すると、骨盤まわりが緩んだだけで首の可動域がかなり改善し、左にだいぶ向けるようになりました。ただ、あと少し可動域がほしい状態と痛みが残っていたため、続いて横隔膜を首の動きに合わせながら緩めていきました。これによって可動域がさらに広がり、痛みも大きく小さくなりました。
施術と並行して、骨盤がねじれている原因についても話を伺いました。すると、職場で怖い上司がご自身の座席の左側にいるため、無意識にそちらを向かないようにしながら座っていたことが原因ではないかとのことでした。
座席を変えることは難しい状況だったため、骨盤まわりを自分で調整するセルフケアをお伝えし、2〜3週間は毎日取り組んでもらうようにしました。
経過と現在の状態
週1回のペースで3回施術を行いました。3回目の来院時(施術開始から2週間後)にはかなり改善しており、頭痛もほぼ出なくなったとのことでした。
座席は当面変わらないとのことでしたので、毎日でなくとも週に何回かセルフケアを続けていただくようにお伝えして、施術を終了しました。
まとめ――首の痛みが長引いている方へ
「寝違えかと思っていたのに1か月たっても治らない」「首を向けると痛みが出る」という場合、原因が首そのものではなく骨盤のねじれや横隔膜の疲労にあることがあります。首のストレッチを続けても改善しない場合は、体全体の状態を確認することが大切です。
また、仕事中の座り方のクセや環境も、首や肩の症状に影響していることがあります。「なかなか治らない」とお感じの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。首だけでなく体全体の状態を確認したうえで、あなたに合った施術を進めていきます。
「首を向けると痛くてつらい」「ストレッチをしても首の痛みが改善しない」という方は、ぜひ一度当院にご相談ください。首だけでなく骨盤や横隔膜の状態も確認したうえで、根本からアプローチしていきます。

