はじめに――ジャンプのたびに腰が痛む
ソフトバレーが好きで長く続けてきたのに、ジャンプをするたびに腰に痛みが走る。「スパイクを打ちたいのに、踏み切る瞬間が怖い」――そんな状態が3か月ほど続いていたといいます。
普段の生活では特に支障はなく、ジャンプのときだけ腰が痛む。だからこそ「大げさに病院へ行くほどではないかな」と思いながらも、好きなスポーツを思い切り楽しめない日々にもどかしさを感じていたそうです。
来院までの経緯と対処方法
症状が出はじめたのは約3か月前。ある日突然ではなく、徐々にジャンプ時の違和感が強くなっていったといいます。
整形外科などへの受診はせず、ご自身でストレッチをしながら様子を見ていました。しかし3か月経っても改善せず、むしろジャンプのたびに腰を気にしながらプレーする状態が続いていたため、当院にご相談くださいました。
当院での原因の判断と施術内容
来院時にさまざまな動作を確認したところ、片足ずつ動かす動作、体をひねる動作、後ろに反らす動作はいずれも痛みなく正常に行えていました。ところが腹部に瞬発的に力を入れてもらう動作で、ジャンプ時と同じような痛みが再現されました。
この結果から、腹斜筋(ふくしゃきん)と腸腰筋(ちょうようきん)の疲労が今回の腰痛の根本原因と判断しました。
- 仰向けで両足を同時に上げる動作に着目し、腸腰筋がうまく使えるよう施術
- 痛みが出ない動作(片足・ひねり・後屈)には手を加えず、問題のある動作の改善に専念
- 最後に実際にジャンプしてもらいながら、腸腰筋の使い方をリアルタイムで調整
ジャンプという動作は、両足で地面を同時に蹴り上げる際に腸腰筋が瞬発的に働きます。この筋肉に疲労がたまっていると、踏み切りの瞬間に腰に余分な負担がかかり、痛みとして現れます。
片足や体をひねる動作では問題が出ていなかったことから、「両足を同時にコントロールする動作」に絞って施術を進めたことが今回のポイントです。闇雲に腰まわり全体を施術するのではなく、痛みの出る動作に的を絞ることで、より効果的にアプローチすることができました。
施術の最後には、ご自宅でも続けていただける自己メンテナンスとして、腸腰筋を緩めながら両足を同時に上げる動作をお伝えしました。実施した直後に「動きが楽になった」と感じられるものだけをお伝えするのが当院のスタイルです。
経過と現在の状態
初回施術後、実際にジャンプしてもらったところ「踏み切りのときの感覚が軽くなった」とおっしゃっていただきました。まだ施術1回目の段階ではありますが、ジャンプ時の痛みの出方に明らかな変化が確認できています。
2週間後に経過を報告してくださるとのことで、引き続き状態を確認していく予定です。
まとめ――ジャンプで腰が痛い方へ
「ジャンプのときだけ腰が痛い」「踏み切りの瞬間が怖い」「好きなスポーツを思い切り楽しめない」――こうした特定の動作でのみ腰痛が出るケースは、腸腰筋や腹斜筋の疲労が原因になっていることが多くあります。
日常生活に大きな支障がないだけに「様子を見ようかな」と思いがちですが、放置しているうちに痛みの出る動作が増えていくケースも少なくありません。今回の方のように、早めにアプローチすることで初回の施術から変化を感じていただけるケースもあります。
ジャンプや瞬発的な動作で腰の痛みが気になっている方、スポーツを気持ちよく続けたい方は、ぜひ一度当院にご相談ください。あなたの体の動きをしっかり確認したうえで、あなたに合ったケアをご提案いたします。
「ジャンプするたびに腰が気になる」「スポーツ中の腰痛を何とかしたい」という方は、お気軽にご相談ください。痛みの出る動作を一緒に確認しながら、根本からアプローチしていきます。

