4日前にくしゃみ一発でぎっくり腰、歩くのも大変な状態に
普段は腰というより股関節にギシギシとした違和感を感じていたそうです。ただ、1週間ほどまえからは腰が重だるくかんじており、4日前にくしゃみをした瞬間に腰に激しい痛みが走り、そのまま歩くのも大変なほどのぎっくり腰になってしまったようです。
– 歩こうとするだけで痛い
– 座った状態から立ち上がるのが痛い
– 寝返りを打つたびに痛みが走り
– 仰向けに寝ると起き上がれなくなるのが怖くて、そもそも仰向けになることができない
といった状態で約4日間すごしていたそうです。
これまで強い腰痛になったことはなく、突然の激痛に不安を感じながらもなんとかごまかしごまかし過ごしていたそうです。痛みがあるため、安静になるしかできなかったことで、来院日の朝には痛みはあるけど歩ける、という状態にはなったそうです。
来院までの経緯と対処方法
ぎっくり腰になってから来院までの4日間、痛み止めを飲みながら掃除のパートに出勤し続けていたとのことでした。
このままではまずいと思っていたところ、友人から当院を紹介してもらいすぐにご連絡をいただいたとのことでした。
当院での原因の判断と施術内容
来院時の状態を確認したところ、複数の筋肉に疲労・緊張が重なっていることがわかりました。
- 腸骨筋(ちょうこつきん)の疲労・緊張
- 腹斜筋(ふくしゃきん)の疲労・緊張
- 梨状筋(りじょうきん)の疲労・緊張
- くしゃみはきっかけに過ぎず、おそらく日常生活の中でこれらの筋肉をよく使う動作が多く、疲労がたまりやすい状態になり、いつでもぎっくり腰になってもおかしくない状態になっていたと推測
- お話を伺う中で、「低めのソファー」に座ることが多かったそうで、その姿勢を長く続けていたことでも上記筋肉に疲労がたまっていったのでしょう
施術は、痛みの出ない姿勢からスタートし、少しずつ動きを引き出しながら進めました。動作のたびに痛みが出る箇所を確認し、腸腰筋(ちょうようきん)や腹斜筋の緊張をその都度取り除くことで、痛みなく動ける範囲を少しずつ広げていきました。
また、来院前から股関節に違和感があったというご本人のお話のとおり、左右の梨状筋に強い緊張が確認されました。腰部の痛みが落ち着いてくると今度は尾てい骨(びていこつ)あたりに痛みが出やすくなったため、梨状筋と中臀筋(ちゅうでんきん)がうまく使えるよう施術し、そちらも改善しました。
経過と現在の状態
初回の施術で、仰向けからうつ伏せへ痛みなくスムーズに寝返りを打てるようになりました。うつ伏せの状態から立ち上がる動作も痛みなく行えるようになり、その後は歩く・座る・立つという基本的な動作もすべて痛みなくできるようになりました。
施術後は「調子が良くなったからといって動きすぎないように」とお伝えして終了しました。施術当日と翌日は無理をせずゆっくり過ごしていただくことが大切です。念のため翌週の前半にもう1回施術を予定しています。
まとめ――ぎっくり腰になってしまった方へ
くしゃみや軽い動作がきっかけでぎっくり腰になる場合、その瞬間が「原因」ではなく、それ以前から蓄積していた筋肉の疲労が限界を超えたサインであることがほとんどです。今回も、ぎっくり腰になる前から股関節に違和感があり、腸骨筋・腹斜筋・梨状筋に疲労が溜まっていたことが根本的な原因でした。
「痛み止めを飲んで動き続ける」という対処は症状の悪化につながるリスクがあります。ぎっくり腰になったら、なるべく早く専門家に相談することをおすすめします。
ぎっくり腰で動けなくなってしまった方、腰の重だるさや股関節の違和感が続いている方は、ぜひ一度当院にご相談ください。あなたの体の状態をしっかり確認したうえで、あなたに合ったケアを提案いたします。
「ぎっくり腰になって動けない」「腰の重だるさがずっと続いている」という方は、お早めに当院にご相談ください。急性のぎっくり腰は早期にアプローチするほど回復が早まります。

