ふくらはぎの痛みが1年かけて腰まで広がり、スーパーを1周できなくなった
来院の1年ほど前から左ふくらはぎに痛みが出はじめました。最初は寝ると回復していたため、そのまま様子を見ていたとのことでした。しかし徐々に寝ても痛みが取れなくなり、やがて太もも・お尻・腰へと痛みの範囲が広がっていきました。
来院の1か月前には、歩いたり立ち続けたりすると足がしびれるような痛みになり、スーパーを1周することさえできなくなっていました。特に痛いのはふくらはぎと太ももの裏で、仕事の後は座っていても痛みが出る状態になったそうです。職場の先輩の紹介で、介護の仕事は休まずに痛みを何とかしたいということで来院されました。
来院までの経緯と対処方法
来院の1か月ほど前、症状の悪化が気になって病院を受診しました。膝のレントゲンと腰のMRIを撮影したところ、膝は異常なし、腰は軽度の腰椎ヘルニアと診断されました。特に治療を受けるほどではないとのことでしたが、「結構痛いのになぁ」と思いながら過ごしていたとのことでした。処方された痛み止めを飲んでもあまり効かなかったそうです。
仕事は介護職のため、痛みがあっても休めない日が続いていました。
当院での原因の判断と施術内容
来院時に動作を確認したところ、主に股関節まわりの筋肉がうまく動いていない状態でした。
- 中臀筋(ちゅうでんきん)がかなり固まっており、緩めることでふくらはぎの痛みが緩和した
- 腸骨筋(ちょうこつきん)の深いところをしっかり緩めることで、太もも裏・お尻・腰の痛みが緩和した
- 施術直後は痛みが減少するため方向性は合っていたが、来院前に痛みがある状態で長期間動き続けていたためか、少しこじらせており痛みのない状態が持続しにくかった
仕事も休めないとのことでしたので、週にできる限り2回のペースで施術を続けながら、自宅でのセルフケアにも地道に取り組んでいただきました。あわせて、足を組む習慣とやわらかいソファに長時間座り続けることをやめてもらうよう伝え、徹底していただきました。
はじめはなかなか先が見えないような状態でしたが、少しずつ痛みなく動ける動作が増えていき、「痛みはあるけど以前よりはよくなっている」と本人も自覚できるようになっていきました。
経過と現在の状態
約4か月間施術を続けた結果、朝目が覚めてから夜寝るまでの間、強い痛みが出ない日がようやく出てきました。
まだ油断はできない段階ではありますが、確実に回復の方向に向かっています。
まとめ――腰とふくらはぎの両方に痛みが出る方へ
「腰とともにふくらはぎや太ももの裏も痛い」という場合、股関節まわりの筋肉の疲労が根本原因として関わっていることがあります。腰椎ヘルニアと診断されていても、股関節まわりを整えることで症状が改善するケースは少なくありません。
早めに対処するほど回復は早くなります。逆に、痛みがある状態で動き続けていると、今回のように回復に時間がかかることがあります。足のしびれや痛みが広がってきていると感じている方は、ぜひ早めに当院にご相談ください。体の状態を丁寧に確認したうえで、あなたのペースに合った施術と生活上のアドバイスを進めていきます。
「足のしびれや痛みが広がってきた」「仕事をしながら何とかごまかしているが限界に近い」という方は、ぜひ一度当院にご相談ください。体の状態を丁寧に確認したうえで、あなたに合った施術を進めていきます。

